介護の仕事を離職する前にするべきこと

時間外労働が多い、仕事がきついなどの理由から、介護職を離職して別の職場に転職したいと考えている方もいるでしょう。ですが仕事が辛い場合でも、勢いだけで辞めてしまうと、辞めてから後悔してしまう可能性があります。今の仕事が辛いという場合でも、すぐに辞めるのではなく、離職する前に一度状況を整理することが大切です。

状況を整理するために、自分だけで考えるのではなく、家族や友人などの第三者に相談しましょう。誰かに自分の労働環境を伝えるだけで、どのような問題点があるのか整理し、解決策の発見につながるかもしれません。相談できる人が周りにいない場合、転職も視野に入れて転職エージェントなどに相談するという方法もあります。また時間外労働が多いなど労働環境に問題がある場合には、改善が可能か検討するのも1つの手です。労働環境の問題であれば、職場が改善されれば働きやすい環境を作れる可能性があります。自分以外の同僚も同じように問題を抱えているなら、同僚と連携して改善が可能か検討することも大切です。

今の職場環境の改善が難しい場合、辛いのを我慢して働き続けるのではなく、退職もしくは転職を早めに実行しましょう。実際に転職活動をするときに大切なのが、今の職場の問題点を整理することです。問題点が整理できていないと次の職場で、自分に合った環境を探すのが難しくなります。同じ介護の職場でも、環境によって働きやすさには大きく違いがあります。辛いときは無理に今の職場にこだわるのではなく、状況の改善ができるように、自分ができることを実践しましょう。